え?この人ってあの人?

数十年前にアメリカの某大学に留学中。
その時私は、キャンパス内で留学生入学事務を行うオフィスでバイトをしていました。
時給は低いのですが、切手好きだった私は、世界中から送られてくる入学願書の封筒から切手を収穫できることだけで満足でした(封筒は捨てて、中の書類だけをキープするのが、正式の手続きでした)。
そんなある日、いつものように何百もの封筒を開封し中の願書を処理していると、一瞬目に入った一通の願書の写真。
日本の願書や履歴書と使うみたいな真面目な顔の白黒。
でも日本人ではない。
そんな写真も(同国から送られてきたものも)他にもたくさん見たことがあるのですが、その一枚だけがなぜか心に残った。
その時はそれだけで名前も見ず、その日帰る時までにはもうその写真のことも忘れてしまっていたと思います。
それから何か月か一年以上かたった後、私に興味を示してくれた同じ学部の大学院の男子生徒。
それがなんと写真の彼でした。
学校のバスから私の後ろ姿を見て惹かれたとか。
長い話を短くして、それが今の主人です。
おせじにも幸せな結婚とは言えないけど、このことを思い出すごとに、運命で結ばれているのかな。

などと思います。